手足を使わず操作「未来の車いす」プロジェクト。キビキビ動作のテンプラー筋電位操作電動車いすを開発します。

達成金額

支援人数

残り日数

プロフィール写真

ADL
(Assistech Design Lab)

関西在住のリハエンジニア集団。ハンダ付けから回路設計、プログラミングまでをカバー。

達成状況

GadgetBank

達成!
目標金額
このプロジェクトは、に達成金額が第一段階目標金額※に到達した場合に成立し、達成金額が決済されます。
※3段階に設定出来る目標金額のうち最も低い目標金額

プロジェクト概要

「未来の車いす」プロジェクト

 手を使わずに動かせる車いす。あなたは知っていますか?

手を使わない車いす

手を使わない未来の車いすが色々と研究されています。脳波による操縦ができるものなど色々な技術を活かした未来の車いすがありますが、私たちの「未来の車いすプロジェクト」は、筋電位(筋肉が動く時に発生する電気)に関する技術を利用しています。
私たちの、「未来の車いすプロジェクト」は側頭筋の筋電位を使って反応よくキビキビ動く未来型電動車いすを開発するプロジェクトです。

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こんな人に使って欲しい! こんな風に使って欲しい!

  • 手の筋力に頼らず車いすを使用したい!
  • 車いすを使いながらでも、気軽にお買い物がしたい!
  • 介護を必要とする人を車いすに乗せ、介護者がその車いすをコントロール!

メカニズム・仕組み

 操作情報の入力には、私達が開発してきました、「歯を噛みしめるむだけであらゆるデバイスと接続可能」な「テンプラーヘッドセットシステム」を使用します。

テンプラーヘッドセットは歯を噛みしめることによりる発生する側頭筋の筋電位をコメカミの位置で検出し、その電位を増幅してマイクロコントローラ(MCU)に接続できる信号に変換する入力装置です。
 そう、「テンプラー」とは、「テンプル(コメカミ)」から私たちが名付けたものです!

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電動車いすの場合の構成は、テンプラーヘッドセット-->無線送信ユニット---->無線受信ユニット-->テンプラー車いす用コントローラ-->電動車いす自体の制御装置となっています。

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このため、車いすに乗らなくても、テンプラーヘッドセットを装着し、歯を噛みしめるだけで操縦することができます。一見すると、無人の車いすが勝手に動き回るようで、何も知らない人は本当に驚かれます。

車いすコントロール方法

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動車いすの操作方法は、右の奥歯を噛みしめれば右に旋回、左の奥歯を噛みしめれば左に旋回、左右両方噛みしめれば前進します。バックはダブルクリックの要領で短い前進と前進の組合せにより実現します。
このように非常に直感的な操作方法ですので、誰でも短時間で操作を修得することができます。
また、練習用の暴走防止機能もあり、安心して操作練習を行うことができます。

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開発に伴い、噛むだけであらゆるデバイスと接続可能なテンプラーヘッドセット単体や基板もリワードとしてご用意する予定です。(テンプラーヘッドセット単体は、中級以上の電気回路技術を持った方のご使用を想定しています。)
私達のように電動車いすを制御してもいいでしょうし、スマホを操作することも可能でしょう。

手足を使わず操作できる、テンプラー対応ガジェットを増やし、そして便利で楽しい生活を。

開発者の想い

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資金の利用目的

皆様よりご支援頂いた資金は、「テンプラー筋電ヘッドセット及びヘッドセットを使用した電動車いす」開発のための材料費、開発費用等として、大切に使わせて頂きます。

チーム紹介

私たち、「アシステック デザイン ラボ(ADL)」は、関西圏のリハエンジニアが集まって、面白いリハおもちゃの提供をしています。車いすを中心にアシスティブテクノロジーによる機器の開発と提供、またこんなことできるんだぜっていう周知活動をやっています。
(リハエンジニアとは、高齢者・障がい者等のリハビリテーションにおいて、技術を応用した機器の研究・開発などを担当する職種です。)

実用性よりも、「かっこいい」、「楽しい」車いすを作りたいと、この「未来の車いす」を作りました。
暴走せずに安全に電動車いすの操作練習ができるよう開発した技術が役だっています。
また、筋電義手関連のノウハウも役立っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

活動歴

2010年 9月 Make: Ogaki Meetingに出展 テンプラー筋電位車いす1号
2010年11月 Make:Tokyo Meeting 06に出展 テンプラー筋電位車いす1号、iPadタッチャー、音声音量スイッチ
2011年12月 Make:Tokyo Meeting 07に出展 テンプラー筋電位車いす2号、3D操作リモコン車いす、手がもう2本「あしゅらユニット」
2012年 5月 ツムテンカク「ISU100TEN」に展示 無線化テンプラー筋電位車いす2号
2013年 8月 大阪水都祭に出展 テンプラー筋電位車いす3号
2012年11月 Maker Faire Tokyo 2012に出展 テンプラー筋電位車いす3号
2013年 2月 NT京都2013に出展 テンプラー筋電位車いす3号
2013年 8月 NT金沢2013に出展 新型筋電アンプのテンプラー筋電位車いす3号
2013年 8月 奈良やなせたかしの世界展関連イベントに 未来の車いすとして参加

リワードについて

リワードは全部で9種類ご用意しました。
第一段階(目標金額50万円)ではリワードは6種類です。1,500円支援してくださった方には「ワイヤーアート車いす」オリジナルストラップおひとつ、7,000円支援してくださった方には、「ワイヤーアート車いす」オリジナルストラップを五つ、14,000円支援してくださった方には「ワイヤーアート車いす」オリジナルストラップを10個差し上げます。
また、18,000円支援してくださった方には実装済筋電アンプ基板を1枚、28,000円支援してくださった方には完成した「テンプラー筋電ヘッドセット(アナログ出力)」をおひとつ差し上げます。
そして、、1,200,000円支援してくださった方には完成した「未来の車いす(簡易型電動タイプ)」をおひとつ御礼として差し上げます。尚、この「未来の車いす」は、実際の生活シーンにおいて路上等で使用することは想定しておりません。部屋・建物の中での、デモ的な使用や、リハビリに取り組まれる方のモチベーションアップ等を目的としたものです。

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第二段階(目標金額100万円)で、リワードが2種類増えます。34,000円支援してくださった方に、無線で制御できる「テンプラー筋電ヘッドセット(ZigBeeモジュール)」をおひとつ、35,000円支援してくださった方に、無線でiPad等を制御できる「テンプラー筋電ヘッドセット(BuletoothHIDモジュール)」をおひとつ、差し上げます。

第三段階(目標金額240万円)では、1,300,000円のご支援で、完成した「未来の車いす(簡易型電動タイプ)」をお好みのデザインでリワードとしてご用意しています。
※基板やヘッドセット等は、電子回路技術中級者以上の方が、ご自身で様々な機器に組み込まれてご使用になることを想定しています。

最後にひとこと

私たちの「筋電アンプ基板」「筋電ヘッドセット」を使って、手足を使わずに操作できるものを増やしませんか、どんなアイデアが登場するかワクワクです。
また、多くの方々に、一足早く「未来の車いす」を体験して頂ければと考えています。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

   

リワード

1,500円支援すると

ワイヤーアート車いすストラップ

限定数: 残り:

支援者

2014年1月31?

7,000円支援すると

ワイヤーアート車いすストラップ 5個セット

限定数: 残り:

支援者

2014年2月28?

14,000円支援すると

ワイヤーアート車いすストラップ 10個セット

限定数: 残り:

支援者

2014年2月28?

18,000円支援すると

テンプラー筋電アンプ基板(アナログ出力)

限定数: 残り:

支援者

2014年3月31?

28,000円支援すると

テンプラー筋電ヘッドセット(アナログ出力)

限定数: 残り:

支援者

2014年3月31?

1,200,000円支援すると

未来の車いす(簡易型電動タイプ)

限定数: 残り:

支援者

2014年7月31?

※ご希望の方はお問い合わせよりご連絡ください。